「第26回全四国空手道選手権大会」盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。「100年に一度」と言われる経済不況が世界中を襲っています。この日本列島も例外ではありません。利益至上主義的な思考が信用収縮を起こし、人と人の心の絆まで引き裂いてしまったと考えるのは私だけではないでしょう。
そんな時世にあって、心身の錬磨を目的とする武道の存在感はこれまで以上に大きくなっています。空手道は「心・技・体」を重んじた日本に古くから伝わる武道のひとつです。国際武道団体として空手会や武道界をリードしてきた新極真会は、「心極める」という理念のもと、武士道精神や武道空手を普及するため、これまで精力的に活動されてきました。
空手の母国である日本には、小柄ながら世界
大会を制し「小さな巨人」とうたわれた新極真会の緑健児代表ら、世界に誇る空手家が数多く存在します。この四国大会からも、第8回世界大会準優勝の逢坂祐一郎をはじめ、竹澤剛、野本尚裕、前川憲司といった日本を代表する空手家が生まれ、世界の舞台へと飛躍していきました。
この大会に出場する少年少女たちもまた、大きな可能性を秘めています。武士道精神、日本古来の礼儀礼節、そして相手を思いやる心を、空手の稽古を通じて学び、四国から日本、そして世界へと大きく羽ばたかれていくことを願ってやみません。
名幹事、川野初段の号令で清純さんも一緒に
新極真名物正拳中段10本突!! |
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