創始者である故大山倍達総裁の他界から10年を節目とし、本日7月11日をもって組織名称を刷新することを発表する緑健児代表 |
平成15年7月11日(金)、この日をもって私たちの組織名称は、これまでの「NPO法人国際空手道連盟極真会館」から「NPO法人全世界空手道連盟新極真会」の新名称へと変更された。この名称刷新は、大山倍逹総裁が亡くなられたあと、極真会館は四分五裂し、それぞれが極真会館を名乗るという混乱状態から脱し、明確に識別できる組織にしたいとの総意に基づいて実施されたものだ。この日、新名称刷新を発表するために、緑健児代表をはじめ。全国の支部長、道場責任者、そして全日本大会、世界大会の会長を務める野田聖子衆議院議員などが赤坂プリンスホテルに集結。マスコミ関係者が多数つめかけるなか、組織の新名称発表の記者会見を行った。
7月11日、東京・赤坂プリンスホテル別館1回「グリーンホール」において、午後2時より「組織名称変更&第8回全世界空手道選手権大会」に関する記者会見が行われた。大山倍逹総裁亡きあと商標問題については、これまでの紆余曲折あったが、当組織としては他の組織との識別を明確にし、未来に向けて新たなスタートを切るために、新名称に変更することを決断。このたび正式に新名称を記者会見という形で公に発表し、あわせて第8回世界大会に向けての記者会見を行った。以下は
そのドキュメントである。
新組織のシンボルマークとロゴマークを挟んで勢揃いした第8回世界大会日本選手団 |
新名称発表の記者会見が無事終了。その後は記者会見第2部として、第8回全世界空手道選手権大会に関する記者会見となった。この記者会見では、まず第8回全世界空手道選手権大会の大会会長を務める野田聖子衆議院議員が再び登壇、マスコミ各社に世界大会へのサポートをお願いした。続いて緑健児大会実行委員長がこの度の世界大会の意義、位置づけなどについて説明。また、小林巧大会副委員長による大会概要の説明が行われた。さらには、(財)骨髄移植推進財団広報渉外部長の山崎裕一氏より、これまで私たちが組織を揚げて骨髄バンクの支援活動へ取り組んできたことに対する謝辞の言葉もいただいた。その後は、プロモーション用のビデオをはさんで三好一男大会副委員長より大会の見所についての説明へと続いていった。それが終わると、次は入来武久監督が「死力達成」の決意表明を行い、いよいよ奥村幸一コーチによる日本代表選手の紹介へと移った。代表選手では、まず全日本大会3連覇を達成した鈴木国博選手が紹介され、続いて塚本徳臣選手、新保智選手、石原延選手ほか16名の日本代表選手が主な大会実績とともに次々と紹介され、中央に居並んだ。マイクを渡された各選手はそれぞれに第8回世界大会に臨む決意を表明。大勢の記者の前で日本勢による王座死守を誓った。